YOU ONLE LIVE ONCE

内定なしの大学生がお送りする最高の人生の作り方 

どのようにして航空学生に受かったか

はじめまして。

現在、大学4回生のkohseiです。

まず、報告があります!

なんと、この度

海上自衛隊 航空学生に合格を頂きました!

 

そこで、今回、どのようにして合格まで辿り着いたのかをせっかくの機会なのでここに書き記したいと思います。

もし、これを読んでいる方で航空学生を将来受けたいって方は参考にしてみてください。

 

まずそもそも航空学生ってなに?って方に少しだけ説明したいと思います。

 

航空学生とは?

 

航空学生とは、高校卒業又は中等教育学校卒業者(見込みを含む。)、高専3年修了者(見込みを含む。)及び高校卒業と同等以上の学力があると認められる男女を対象にした、海上自衛隊航空自衛隊パイロット等を養成する制度です。入隊後は「航空学生」として、全員が学生宿舎で規則正しい団体生活を送りながら2年間の基礎教育を受け、続いて飛行訓練を中心としたそれぞれの段階の操縦課程に進みます。

 

つまり、パイロットになるために自衛隊に入隊して、お給料を頂きながら訓練してくれるということです。

エアラインでいう自社養成パイロットと同じような感じですね。

自費ライセンスや、私立大学と違い、お金を払い訓練するのではない分、経済的負担はないです。

最近では、私立大学の養成もよく耳にするようになりましたが、2000万程かかると言われているので、お金をそんなに出せないって方は目指す価値はあると思います。

ただ、僕自身はお金の問題があるのも分かりますが、なんのパイロットになりたいのか ということを明らかにして受けた方がいいと思います。

 

詳しい航空学生の内容や自衛隊のことについては、ググればで山ほど出てくるのでここでは省略させていただきます。

 

試験内容について

次に、航空学生合格するための試験についてお話します。

まず、試験は3次試験まであります。

一般的な企業なども、3次試験くらいまでが一般的ではないでしょうか?

しかし、エアラインのパイロット試験は(自社養成試験)通常5〜6次まであります。

それに加えて、航空学生は3次試験なので他よりもこの時点で倍率はかなり変わってきます。

 

しかし、実は航空自衛隊の航空学生とい今回、僕が受かった海上自衛隊の航空学生では3次試験の内容が大きく異なります。

航空自衛隊の航空学生は3次では、実際の訓練機に搭乗して、操縦適性が見られます。

一方、海上自衛隊の航空学生は身体検査の一部の脳波検査だけです。

よって、今回僕は操縦適性についてはお伝えすることができません。

 

では、実際に1次、2次、3次試験について。

1次試験

筆記試験です。しかも、難易度は高校卒業程度あれば誰でも受かります。

私は高校は文系で大学では数学、物理など履修していないため、高校での知識はほぼ抜けていました。

簡単だからといって油断してはなりません。

パイロットは油断禁物です。

実際、私は航空大学を受験しました。

そのために勉強していたのでその時の知識で受かったなという感想です。

物理は選択科目なので他教科で代替可能ですが、数学は共通です。

しかも、数学マーク式問題と記述式があったので2教科分とウエイトは重いです。

試験内容を実際の募集要項のサイトから持ってきました。

試験内容

●一次試験

  1. 国語・・・・国語総合Ⅰ、国語表現Ⅰ
  2. 数学・・・・数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A
  3. 英語・・・・英語Ⅰ、英語Ⅱ
  4. 世界史A、日本史A、地理A、現代社会、倫理・政治経済、物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰから1科目選択受験
  5. 適性検査(筆記式)・・・・航空機搭乗員として必要な判断力、正確性

 

●二次試験

  1. 身体検査
  2. 口述試験・・・・個人面接
  3. 適性検査(筆記)・・・・①知能検査、②性格検査

 

●三次試験

海上自衛隊

航空身体検査(一部)

航空自衛隊
  1. 操縦適性検査・・・・航空機に搭乗して行う飛行適正の検査及び面接検査
  2. 医学適性検査
  3. 心理審査・・・・面接

 それぞれ詳しく受験した感想

国語 

出題内容は現代文、古文、漢字、ことわざなどでした。

正直国語の勉強対策はほぼしていません。

理由は、時間対効果が悪いからです。

国語はすぐ勉強したからといって成果は出ないと思っています。

よって、私は古文は過去問を何度か解く以外はやっていません。

難易度も決して高くないと思います。

センター試験よりも幾分簡単です。

それなのに、時間が余っていたので正直眠かったです。笑

 

英語

英語は得意だと勝手に思っています。しかし、勉強しました。

英語も数学と同様マーク問題のほか、記述式あり、和訳があるので苦手意識を持っている人は対策が必要です。

和訳は少し翻訳しにくい問題がありました。

多分、本文の意味を理解しないと適切な訳にできないかもしれません。

単語がわかるよって示すほか、日本語の意味が通る翻訳にするために少し捻りが必要かもしれません。

そこは、航空大学の英語の翻訳と少し似ているかもしれません。

 しかし、TOEIC600あれば簡単でしょう。

少し、引っ掛け問題があるのでそれだけ注意すれば大丈夫です。ただ、簡単だからといって油断は禁物です。その引っ掛けに見事に引っかかってしまいます。

時間は慎重に解いていった結果、15分余る程度でした。

単語のレベルも決して高くないのでここでは他の受験者と差をつけたいところです。

 

選択科目(物理)

 うーーーん。この問題が一番自信なかったです。。。

でも、他が良かったのか。受かりました。そういうことです。誰でも受かるんです。

物理の難易度はきっと初中級だと思います。

でも、物理を勉強しているあなたなら満点取れるはずです!?

応用はほぼなかったし、航空大学の問題とは比べものにならないくらい簡単です。

時間も余裕ありました。

 

おまけ(他教科)

時間があったので他のページを開いて他の選択教科も見てみました。

すると、超余裕そうでした(見た目)

しかし、実際に他の受験者に聞いてみると余裕でしたといっていたので、ちゃんと勉強している高校生の人は大丈夫です。

ただ、注意は大学に入り、高校の勉強内容をスッカリ忘れている大学生。

あなたは復習をしっかりしないとやばいかもしれないです。

 

操縦適性(ペーパー式)

操縦適性は4部に分かれていました。しかも結構時間に焦ります。時間と集中力勝負です。対策がこれは一番難しいと思います。勉強のようにやればできるようになりますが、これは得意、不得意がわかれます。

僕は昔からフライトシミュレータが好きだったのでその影響もあり、方角の問題以外余裕でした。

今、流行りのエースコンバットや、infinitie flight(インフィニティフライト)というアプリがあるのでそれをやっておけばある程度、感覚がつかめると思います。

ここでいう感覚とは、どういう操作をすれば、飛行機の姿勢がこうなるといった感じです。例えば、操縦桿を斜め右後ろにひけば飛行機の姿勢は左に傾き上昇姿勢になります。

最低でも、このことは知っておかないといけません。

操縦桿を引けば機首は上がり上昇し、反対に操縦桿を押せば機種は下がり降下します。

左に倒せば左に傾き、右に倒せば右に傾きます。

 

また、ある操作をした時に、前方の景色はどのように変化するのか?

という問題があります。

このテストもシミュレータをやっておけば余裕です。

以上の問題は感覚で解けると思います。

いま言った飛行機の姿勢を当てる試験の他に、方角を当てる試験があります。

この方角のテスト、かなり手こずりました。

正直、出来は悪かったです。半分ほど書いた時点で時間切れでした。

これは落ちたなと思っていましたが受かりました。なぜでしょう。

自分の推測ですが、他の3つの適性が良かったのだと思います。

 

この方角問題の基礎は

北、東、南、西の順に

North,East,South,Westを覚えておくのが前提です。

覚えにくい人はNEWSと覚えましょう。

北、東、西、南です。順番をイメージして線と線でつなぐイメージで覚えました。

 

東, east, -. 西, west, -. 南, south, -. 北, north, -. 南東(東南), southeast, SE. 南西(西南), southwest, SW. 北東(東北), northeast, NE. 北西(西北), northwest

 

と言った具合です。

これを飛行機がどんな操作をしたら現時点のこの方角から次のどの方角になるでしょう?

という問題がでました。

これは、方角の感覚を養う必要があります。

ペーパーにはアルファベットのイニシャルしか、書かれていない為、普段慣れていない分、焦ると思います。

以上です。

 

 

2次試験

1次試験に無事通過すると次は2次試験です。

身体検査と適性検査です。

身体検査の合格基準は以下の通りです。

 身体検査

合格基準

□身体検査合格条件【男子】
  • 身長・・・・158cm以上190cm以下
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・3,000cc以上
  • 握力・・・・両側とも30㎏以上の者。
  • 血圧・・・・座位で収縮血圧140mmHg未満100mmHg以上、拡張期血圧90mmHg未満50mmHg以上のもの
  • 脈拍・・・・安静時100以下(1分間)のもの。
  • 視力・・・・両眼とも遠距離裸眼視力が0.2以上で矯正視力が1.0以上、中距離裸眼視力又は矯正視力が0.2以上、近距離裸眼視力又は矯正視力が1.0以上で、近視矯正手術(オルソケラトロジーを含む。)を受けていないこと。(矯正視力で受検する方は遠距離視力、中距離視力及び近距離視力を同一の矯正眼鏡(遠近両用不可)で測定しますので、矯正眼鏡を必ず持参してください。コンタクトレンズ不可)
  • 視器・・・・斜位、眼球運動、視野、調整力、夜間視力、色覚等に異常
            のないもの
  • 聴力・・・・オージオーメーターによる検査で正常なもの
  • 歯・・・・歯牙の良好なもの(治療済可)
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で
       発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患に
       かかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した
       熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの
  • ⑤ 操縦士として航空勤務に支障のないもの

 

□身体検査合格条件【女子】
  • 身長・・・・身長・・・・158cm以上190cm以下
  • 胸囲・体重・・・・身長と均衡を保っているもの
  • 肺活量・・・・2,400cc以上
  • 握力・・・・両側とも30㎏以上の者。
  • 血圧・・・・座位で収縮血圧140mmHg未満100mmHg以上、拡張期血圧90mmHg未満50mmHg以上のもの
  • 脈拍・・・・安静時100以下(1分間)のもの。
  • 視力・・・・両眼とも遠距離裸眼視力が0.2以上で矯正視力が1.0以上、中距離裸眼視力又は矯正視力が0.2以上、近距離裸眼視力又は矯正視力が1.0以上で、近視矯正手術(オルソケラトロジーを含む。)を受けていないこと。(矯正視力で受検する方は遠距離視力、中距離視力及び近距離視力を同一の矯正眼鏡(遠近両用不可)で測定しますので、矯正眼鏡を必ず持参してください。コンタクトレンズ不可)
  • 視器・・・・斜位、眼球運動、視野、調整力、夜間視力、色覚等に異常
            のないもの
  • 聴力・・・・オージオーメーターによる検査で正常なもの
  • 歯・・・・歯牙の良好なもの(治療済可)
  • その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
  • ① 身体健全で慢性疾患、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
  • ② 慢性疾患には次のものも含まれます。
  • (イ) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で
       発作のないものは除く。)
  • (ロ) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
  • (ハ) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患に
       かかわる手術を5年以内に受けたもの
  • (ニ) てんかん意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した
       熱性けいれん等を除く。)
  • (ホ) 過度の肥満症
  • ③ 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
  • ④ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの
  • ⑤ 操縦士として航空勤務に支障のないもの

 

色々と難しいこと書いてありますが、普通の体なら基本的に受かります。

ただ、生まれつきカラダが弱い人や、色盲(色の判別がつかない)人は残念ながら受かるのは厳しいです。

ただ、特別な身体能力は全く持って必要ないです。

注意するのは試験の1週間前は、お酒を控える、野菜生活の中心にする程度でしょうか。

参考に僕は1週間前から素うどんと野菜を食べていました。

運動は特にしていませんでした。

現役自衛隊パイロットの方からも

『若者なら誰でも身体検査を受かる。何も準備はいらない』と言われました笑

 

ただ、普通の今まで受けたことのある身体測定と異なり、1日中行う試験なのでかなり疲れます。体のすべて検査されると思っておいて大丈夫でしょう。

 

風邪はひかないように体調管理はしておきましょう。鼻づまりなどで、聴力検査などに影響する可能性があります。

バランス感覚を見られるテストがあるので片足立ちは練習しておいた方がいいかもしれません。

また鼻腔?をレントゲンで撮られて、鼻が詰まってないか、先天的に膿が溜まりやすくないか?なども見られるので蓄のう症の人や、鼻が弱い人は事前に病院にいったほうがいいです。

 

適性検査

適性検査(ペーパー)また出てきます。

それほど、やはりパイロットは適性が必要がないとやっていけないということだと思います。しかしこれも心配は要りません。

特に対策はしませんでした。

問題内容は

立方体の展開図をい広げたり、箱を切った時の形を答える

線を入れて直線にするなど

立体感覚を見られるテストだと思います。

この問題も半分弱しかできなかったのでやばいなと思いましたが、受かってました。

また、足し算をしていく(クレペリンに近い?)問題や、同じ図形を探す問題など。

時間に追われる問題ばかりでした。

しかし、この問題は対策不可だと思います。

普段から頭を活発にしておけば大した、難しい問題ではないですし、また鍛えたからといって劇的に結果が変わるものでもないと思います。

3次試験(海上自衛隊

ここまでくれば、ほぼ勝ちです。

残りの身体検査の脳波試験のみです。

ただ、横になっているだけです。途中で

『息を吸って〜』『息をはいて〜』というアナウンスが流れるのでその通りに指定おけば問題ありません。

ただ、20分ほど、横になっておくだけです。が結構疲れます。

注意するのは『寝ないことです』

どうやら、寝ると、変な脳波が検出されて以上な脳波と勘違いされるらしいです。

 

この検査は頭にジェルを塗られるのでシャンプーと頭を拭くためのタオルを持参した方が良いでしょう。

服装はスーツで行きましたが、服装も特に見れている印象はなくただ検査するだけのようでした。

 

 

 

航空学生は、その名の通り学生として入隊して、自衛隊として訓練しながら、一人前のパイロットになるために勉強をします。

僕も入隊するか、否か、悩み色々とネットで情報を探りました。

もともとエアライン志望の為、将来的にエアラインへ転職は可能なのか?

割愛制度なとややこしい問題がある為、そこらへんがよくわからないです。

聞くところによると40歳以降でないと、エアライン転職ができないらしいのでエアライン志望はあまりオススメしたいと現役パイロットの方が仰っていました。

以上で航空学生の試験についての話は終わります。

受験されるみささんは頑張ってください!